2011年8月30日火曜日

自国の中のタックスヘイブン~カナダにはインディアン保留地がある。


「タックスヘイブン」を思い浮かべほしい。砂浜、ヨット、スコッチ、そして秘密主義に彩られた、日当たりのよい沖合の島のイメージをする人もいるだろう。ケイマン、バハマ、ジャージーや、その他いくつかの地域などがそうだ。
タックスヘイブンとは、所得税を徴収しない国である。対照的に、アボイダンス・ヘイブンとは、実際には税金が徴収される人がほとんどいないものの、制度上は完全な租税制度を持つ国のことであり、例えば、イタリア、ギリシャ、インドなどがそれにあたる。
カナダなどの税率の高いOECD加盟国は、タックスヘイブンが、外国から資本を誘引して秘密裏に他国の課税権を害し、当該国内の政府支出プログラム を浸食する効果を持つとして、その存在を嫌っている。しかしながら、カナダには、その最高裁によって認定されているタックスヘイブンが、太平洋側から大西 洋側まで合計数百も存在しているのだ。


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